海外大学院 進学奮闘日記 (1年学部留学を経て)

前はオーストラリア留学でつらつら起こったことを書いてましたが、帰国後からは院進に向けての生活を書いていきます。

少し視野が広がった Day4

 最近疲れてすぐに寝てしまうことが多かったので、まとめて2日分の日記を書こうと思います。まず、前日に決めた目標は①バディに会ってウロンゴンを案内してもらう②英語頑張る ③昨日買ったものの記録を残す ④ここにあげられる写真を撮る ⑤口座を開く ⑥ブランチに行く ⑦勉強する 結果は…①◎②◎③〇④◎⑤△⑥×⑦でした。

①バディに会ってウロンゴンを案内してもらう

②英語頑張る

④ここにあげられる写真を撮る ⑤口座を開く

➡昼に駅で待ち合わせしてバディにやっと会ってきました。ブルーヘアだからすぐにわかる笑 日本に留学してたから日本語も少ししゃべるのかなと思ったらかなりのスピードの英語の嵐。5-6時間くらいずっと話しました。(自分、頑張った笑)バディ本当にいい人で、モール、大学、ウロンゴンのビーチなど全部案内してくれました。携帯や口座、両替とかも全部付き添ってくれて、携帯は4か所の店を一緒に回ってくれて代わりに聞いてくれたりそれをもう一回説明してくれたり次買うときも必要なら手伝うって言ってくれて本当に優しくしてもらった。トルコ料理のお店で昼を済ませ、ビーチにあるカフェでシェイクを飲んだり、友人と外出らしきことをしたのは留学先では初めてだったかも。しかも、考えていることや将来のこととか学びたいこともかなり似ていたからびっくり。中国でいつか会おうね!って約束もした。笑 先祖がアイルランドからの移民らしくて、アイルランドに敵対するマークみたいのを肩につけているのを見てショックだって放心状態になっている場面もあって、、特に今の時代の移民という難題を少し垣間見たかんじがした。もっとオーストラリア人に出会ったら彼らのバックグラウンドをいろいろ聞いてみたいな。口座はIDカードが必要ということで後日に延期。かなり充実した時間だった。

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→こんな感じで海が青くてきれい🏖

 

でも、その日、実は夕食前に帰ってきたのに、カフェテリアに行くかの闘いが始まって結局行けなかった。どんだけ。笑 ママに素直にそのことを話したら、とにかく早く行って食べなさいって言われちゃった。それができるまでごはんの前に必ずコールすると言われて、ママの優しさに感謝。

 

にしても、今日はウロンゴンを知ることができたし、いろんなところに行って足を運んで、昨日よりは少し成長したんじゃないかな。疲れて寝てしまったから、今度はもう少し体力をつけて勉強できるようにしたいとおもう。

ちょびっとだけ成長した Day3

 今日は振り返ってみるとちょっとだけ成長したかも。

まず今日の低すぎる目標は…(いや一部低くないけど...)

①寮の食事をなんでもいいから食べる

 ➡実は朝起きてもうブランチの時間だったんだけど、いろいろ考えたらキリキリしてきて行けず。自分でも被害妄想かなり入ってるってわかってるけど今日は外出するという計画があるから無理しなくてもいいかなと思っておびえる自分を許すことにした。少し時間をずらして、おいてあるビスケットとバナナブレッドと水をもらって部屋へ。でも今日も時間外だけど東南アジア系の男子が1人で食べてたから、彼ももしかしたら同じ境遇なのかな…って感じた。

②外に出る、買い物をする、日本人の友人に会う。

 さて今日の目玉はココ。ずっと引きこもりがちだったけど、ちゃんと2日ぶりに外に出たんです!!!笑 そして自分で駅まで歩いてみた。(徒歩5分以内だけど)無事にその女の子に会えました(*'▽') お世話になってるエージェントのとある人に紹介してもらって留学前からいろんな質問をしたりでお世話になってた子でやっと会えて嬉しかった❤ そのあと初めてバスに乗って、モールで少し買い物をして、大学も散策しました。私の寮は大学は徒歩圏内なんだけど、モールは5時で閉まってしまうし、バスも平日は10時まであるけど、休日は6時までしかやってないらしい。着いた時はほんと閉店数分前でとりあえずタオルとシャンプーとリンス、洗剤、夕飯の時間に間に合わないから軽く夕飯(といいつつポテチが安かったから買っちゃったw)を買った。なんかずっと寮にいたから白人率が高かったけど、バスに乗ってみるとほんと多国籍。(寮もこんな感じだと想像してたんだけどね)白人よりアジア系も目立つし、黒人も多い。中国語も聞こえる。ウロンゴンはちょっと田舎で地元愛の強い人が多いみたい。シドニーの人がウロンゴンは不良が多いって言ってて確かに夜に1人で出歩くのは危ないけれど、私は千葉の田舎で育って見た目は不良っぽくてもわりとたちが悪い人は都会より少なくて、純粋な人が多いことを知ってるからなんか親近感が沸く。笑(まあ一部怖いけどw)建物はけっこう低いとこが多くて、庭とか丁寧にガーデニングしたり力を入れている人が多いイメージ。日本人のその子もいろいろ苦労してきたみたいで、自分はそれに比べればまだまだだなと思えた。そのあと大学も行って、大学広かった~!自然いっぱいって私の大学も謳ってるけどその比じゃない。まじで森。笑 その子も空きコマで庭でお昼寝してるみたいだから私もやろうかな。ってことで達成。

③シャワーする

汚い話だけど、シャンプーとか自販機で売ってるの高かったけど、モールで4ドルくらいでビッグサイズ売ってたから安く買えた分、嬉しく浴びた。だけど水がわりと冷たかったから温かくする方法を今度知らなきゃ。あと靴下にでっかい虫がついてて絶叫しそうになった。

④ドアの開け方を学ぶ。

 今回も通りすがりの寮の子に助けてもらって、ドアの開け方を学んだ。横にカードを通すとこがあったぽかった。try againって言ってできるまで見届けてくれて優しかった!ってことで無事に今日の分は達成した(^◇^)

 実はその子も少し寮に興味があるって言ってくれて案内したんだけど、その時にやっと初めて寮の様子を客観的に見ることができた。地味にミルクの位置とかゴミ箱とか把握できてよかった…バングラディシュ出身の頭よさそうなスタッフが声かけてきて、日本人の男子が1人いることを知った…なんか見た気もしなくもないけど、、この寮いるってことは日本語で話したくない人かもしれないし、話す気がわかない。笑 

まあそんなこんなで今日は昨日よりいろいろ学びがあった。ただ正直このままでは英語漬けでない生活なのでオリエンテンションウィークとかでは積極的にイベントに参加したり、アジア人留学生を中心にサポートする団体もあるからそういったとこなどで英語に触れ、あとは授業が始まるのを待つしかないな。笑 その子もこっちの寮はやっぱり白人率が高いって言ってた…いやこれは人種の問題ではなくて、英語を本当にみんな流ちょうに話せててそこで全く追いつかないってとこが問題。みんな会話を楽しんでいて、英語ができない人に英語を教えるって感じじゃない。けど、それでも負けずに輪に入っていく人もいるだろうし、そういう人には尊敬。でも、今日同じ大学で同じ寮に留学していた人の記事を改めて読んでみて、「寮の友達を作るのが大変で、最初の数カ月は本当に悩んで大変だった。日本人以外はみんな英語が流ちょうだった。」と書いてあって、まさにその状況だった。寮でも頻繁にイベントやってるけど、もう少し落ち着いてから参加しようと思う。こうやって自分の状況を把握できてよかった。ちょっとずつだよね。 あ、あと初めて腹痛になりました…

ってことで明日の低すぎる目標は…

①バディに会ってウロンゴンを案内してもらう ②英語頑張る笑

③昨日買ったものの記録を残す ④ここにあげれるような写真を撮る

⑤銀行の口座を開く&両替 ⑥つらくなければブランチ行こう…(食べなきゃ笑)⑦勉強する

いよいよ明後日からオリエンテーション始まるから頑張るど~!(*'▽')とりあえず3日目終了~

心が折れかけ Day2

 このブログでは隠しごとせずに赤裸々に書こうと思う。

 

2日目。正直に言って、ほんとに、自分のチキン具合に驚いた日。笑

まず今日の低すぎる目標は、部屋から1回でもいいから出ることでした笑

結果は2回出たから目標達成。笑

まず1回目。ゴミを捨てようと思って少し探検しようと勇気を出して部屋の外へ。

でも、この寮の仕組みをまだ理解できてなくて、ドアを開け外に出たのはいいけどドアの開け方がわからなくて、気づいたスタッフが”No worries!"って(実は初めてちゃんと聞いたオーストラリアでよくある言葉)言って開けてくれた。(けれど、結局そこで開け方を学び損ねた…( ;∀;))結局同じ階にあったゴミ箱に捨てたけど、1階にある大きいゴミ箱を見つけ損ねた。自販機にシャンプーを見つけて舞い上がったけど、6.5ドル➡550円くらい。旅行用くらいの小さいサイズでそれだから…やっぱり買い物するときに買おうかな。

 2回目。勇気を出して、1階のカフェテリアへ。(実はこれが初めて)でも、またカフェテリアの入り方がわからない。カードを差すところがあるんだけど、カードを差しても入れなくて困っていたら、部屋に戻ろうとしていた男の人が助けようと声をかけてくれた。Let me try. って言って試してくれて、そのあとに隣の部屋に行きなみたいなこと言ってたのはわかったんだけどまだカードを持っていたから、若干わからずにいたらHello?と言われてしまった…っていうところに西洋系の女の人が出てきて、walk around the roomって言ってついてきてみたいな感じで誘導してくれて、結局隣の部屋から入れるって意味らしかった。俺もそう言おうとしてたんだよみたいなこと言われて、申し訳なかった…ちゃんとありがとうとは言ったけど。圧倒的にオーストラリア人とアメリカ人、ヨーロッパ系みたいな西洋系が多いし、みんな集まって盛り上がってるからなおさら距離感を感じてしまう。正直3階から1階に下がるだけでもすごい勇気が必要で笑、ミュージックの力を借りながら降りてやっと夕飯食べたんだけど、1人で食べた。人間観察をしてみると、東南アジア系っぽい2人の男子も1人で食べて携帯をいじっていた。

 そんな感じで、正直、まだ2日目だから~なんて今は言い訳できるけど、かなりダメな状態。笑 ほんと弱ってるし、わりともう痩せた気がする。日本では常に食欲と戦ってて食いしん坊だったのに食欲なんてどっかにとんでいった。(気づいたら1日半も食べてなかったし)でも、母と泣きながら電話して、勇気が出た。まだ授業も大学も始まってない微妙な時期だし、このままだとダメだ。何かしないとと思って、3日後から始まるオリエンテーションのイベントについて調べたり、大学に進学してる日本人の友人とバディに連絡を取って、明日と明後日に会うことにした。そう、私の良いところは行動力だったじゃんと思い出して(今は部屋にさえ出れないしカフェテリアにも行けないくせにって突っ込みたくなるが笑)いろんなイベントに積極的に参加することにした。ヨガとか英会話とかウーロンゴン大学からCEOになった人の講演会とか調べてみるとほんといろいろある。想像するとわくわくしてくる(*^-^*)行こう!って決めてチケットを取った。ちょっとずつ、ちょっとずつ。

 でも、ほんといろんな人に支えられてるなって感じる。見送りに来てくれた友人と夜に電話して、低すぎる目標でもいいから少しずつ頑張れって言ってくれたり、突然フィリピンの語学学校で仲良くしてた先生から元気にしてるか~?ってラインが来て、笑顔にしてればなんとかなるって言ってくれたり、現地の子にも自分のペースでいいんだよって言ってくれたり…ほんとにそういった1つ1つの言葉が響く。

 留学してた人が、留学って憧れとか思うかもしれないけど実際はほんとにつらいことが多いよって言うけど、ほんとそう。ある先輩は1回死んでからいかに這い上がるかが大事だとも話してた。今は正直1番最初の壁かな。

 でも、わかってるけどみんな優しい。こいつ英語わかんねーよって困っててほっとくようなことはしない。挨拶もしてくれるし、上に書いたみたいに困ってると必ず誰かが声をかけて助けてくれる。みんなの顔を見ると優しそうと感じる。でもすごく頻繁に日本の日本語のように英語がぴゅんぴゅん飛び交っているのは事実。そして、自分の群れない、群れに加わない体質も多分ひっかかっている。笑 どっかのウェブに書いてあったけど、communicate とtalkはどっか違う。1:1で情報交換というのと、集団でぴゅんぴゅん突っ込んだりボケしたりして笑いあう、つまり私は日本でもコミュニケーションに偏りがちで、今はそんな相手がいないという感じ。でも日本でそんな相手どうやって見つけたか?って振り返るとやっぱりみんな何らかの共通点があってそこから始まってる。日本に興味があるとか、国際関係に興味があるとかそういったところからかな。要するに今は無理してみんなが戯れているcommon roomに行って寮の友達を作ることに集中すべきかといったらそうではない気がするというのが私なりの答え。無理せず自分のペースで。でも、これからは毎日少しずつ外に出たり、何らかあるようにしたいと思う。

そして明日の低すぎる目標は…

・外に出る。 ・ドアの開け方を学ぶ。(外に出たら必然的に起こる)

・寮の食事を何でもいいから食べる。 ・現地進学の日本人の子に会う。 

・シャンプーを使ったシャワーをするw ・買い物をする。

ちょっと多いけど、以上!笑

Day1

 昨日の朝、無事にシドニー空港に着きました🙂

カンタス航空機内食をアップ!

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22:00と遅い便で機内食が配られたのが24:00すぎくらいでした笑 しかも空港でうどんとアイスまで食べてたからお腹パンパンすぎてどうにかなりそうでした笑

 

E-passportの機械で入国したから、パスポートにハンコが押されなかったという初の事態!

そのあと無事にpick upでシドニーからウロンゴンへ移動し、寮へ着きました。一緒に着いた子がすごくペラペラでやばいと思ったらボストンからの子でした😳空港では違う寮とかに中国人っぽい人いたんだけど、この寮アジア人が少ない😭😭 スタッフは優しくて、さっそく充電できなかったりしてサポートしてくれました!

けれど...慣れないことが多すぎるし、トイレ行くだけで緊張するし、なかなか部屋の外に出れない苦笑

 昨日は寮に着いて、寮で若干の説明を受けて、ずっと爆睡。気づけば昼食と夕飯ともに抜いてた...けれどなぜかお腹空かない...。

 とりあえずまずこの新しい環境に慣れるように努力しなきゃです😂😂 ウロンゴンはわりと20〜25℃くらいで日本の梅雨みたいな感じです。ではでは

留学前日

 いよいよ渡航前日になりました。(というか深夜だから渡航当日。笑)あのあと、映画を3本、本も何冊か並行して読んで終わったのと途中なのが数冊ある感じです。

映画9 チェ 28歳の革命

映画10 英国王のスピーチ

映画11 リリーのすべて

本3 オーストラリア

 2冊並行して読んでたのがあったんだけど終わりそうにないから帰国後かな...。笑

 

最近は大体、中高の友人や大学の友達に会って話して...体力が落ちたのか疲れてゴロゴロしてました笑 留学中の友人や関西にいる親友とも電話できて...テクノロジーに感謝。(留学前だから理由になるけどはたから見ればわりとクズな生活だったかも。笑)

 

今回は、留学に関しての考えとか経緯をまとめたいなと思います。だらだら長く書きます笑

留学まだしてないけどいろんな人にヒアリングしてみてわかったのは、"留学する目的"や"留学したいと思った原体験"がある方がより充実した留学になるということです。なんとなく外国に憧れがある、英語が上手になればかっこいいし...といったあやふやな目的では留学する途中で挫折したときに支えるものがなくなってしまうのだと思います。英語を使って何をしたいか、留学の経験をどう今後に生かすつもりなのか、といった意識を持つか持たないかで行動が変わってきそうな気がします。

 そんな偉そうなことをこれから留学する身がつらつら書いていいのかわかりませんが笑、私が留学を意識したのは大学1年の夏でした。とある学生会議に参加し、国際問題について海外の学生とディスカッションし最終的にはその成果をホールでプレゼンを発表するというものでした。この時に受けた刺激が大きかった...チームを率いるかっこいい先輩への憧れだったり、議論に貢献できなかった悔しさだったり、国を超えた対話の難しさだったり、いろんなものが複雑に混じった脳裏に焼きつくほどの刺激でした。もともとこれに参加した理由としては座学ではない形で国際関係を学びたい、という思いで、国際交流も大事だけどさらにアカデミックなものを探して見つけたのがそれで、当時の自分は普通の大学受験レベルの英語で今思えば参加できたのもまぐれでした。笑 憧れてた先輩方は留学帰りだったりこれから留学行く人だったりみんな留学してた気がします。ただそこではまだ"留学ってすごそうだし、チャンスがあったらしたいな"程度ではありました。

 そのあと大学の国連研修に参加しました。ニューヨークの国連本部でいろんな職員の話を聞いたり卒業生に触れ合ったりするというプログラムで、初のアメリカでした。個人的にはニューヨークという都市にも衝撃を受けました。笑 歩いてるだけでいろんな英語が聞こえてくるし、人種のるつぼを目の当たりにしてびびった井の中の蛙って感じ。正直今までは外に出なくても中でできる、という考えでしたが、自分が見ていた視野は狭すぎた、もっと外からいろんなことを見て触れて広げないといけない、そしてできたら社会人になって身動きしずらくなる前に学生のうちにしたいと思いました。その時に学生会議の時のエネルギーが重なって、"国際的な環境で国際問題や国際関係をいろんな角度や視点から議論したい"という留学に対する思いが高まりました。

 海外に対するハードルが一気に下がり、友人と東南アジアを弾丸でバックパックしたり、フィリピンで留学に必要なスコアを出すためにスパルタの語学学校で受験生のような生活を2ヶ月しました。実は日本以外のアジア、発展途上国に行くのはその時が初めて。これはこれで衝撃で、貧困、開発、国際協力といったワードが頭に浮かびました。でも正直、どういった姿勢を発展途上国に対して振舞うべきなのかは私にはまだわかりません。興味がないのではなく、途上国側の市民の立場にたてばたつほど、外的からの発展の意味がなんなのかわからなくなったりします。ここらへんは勉強不足だからつめなきゃな...ただ、その時もフィリピンの先生と選挙や中国との関係について議論して授業が気付けば終わってたり、、国際関係の議論は楽しいしもっと深めていきたいって思いました。

 さっきの学生会議の運営も務めて客観的に様子を見て、対話と交流ってほんとに大事だな、と感じました。

 まあ途中で親と対立したり、就活路線に流れそうになったり...いろいろありました。最終的に留学をするとちゃんと決めたのは8月中旬だったのでかなりギリギリでしたが、流れがあるときはあるものでタイミングと運に恵まれてなんとか留学することになりました。

私の場合は•国際的な大学であること•国際関係の授業があること•勉強に集中できるように都市ではなく田舎に大学があること•できたら日本人は少なめであること•学費は比較的安めであること•大学ランキングなどで多少の実績はあること とかなり条件をつけていて、見つからなかったら諦めようという気持ちで探してみて、見つかったときはうれしかったです笑 ちょっと運命を感じました笑

で、、留学先の目標は、

•国際関係の理解をいろんな国の学生と議論しながら深める。(英語の討論スキルを身につける)

•グローバルなコミュ力をつける。

•オーストラリアの多文化社会から多文化共生(または人と文化、社会のつながりについて)を学ぶ。

です!すでに何個か、活動やプログラムなども目をつけてるんですが...どこまでできるんだか...。友人に勧められたように、まあなんとかなる精神で行ってこようと思います✈️アグレッシブにやりたいけど許容範囲を察してやっていくつもりです。笑

 あ、あとこのタイミングで笑、新聞を購読し始めました!夏にインターンやちょっと就活もどきみたいなことをしてみてやっと企業というものに対して親しみが湧いてきたみたいで、読んでて楽しいものなんだなと初めて感じました。笑

 

映画⑦ハドソン川の奇跡 ⑧アレクサンドリア

 続きで。実はまだ期末終わってないのですが、留学前までにどうしてそんな意地を張ってのかは自分でもわからないけど、映画を15本見たいと思います。本も数冊。予定が詰まってるからどこまでいけるかわからないけど…頑張ろう(*‘∀‘)

 

映画⑦ ハドソン川の奇跡

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 これは、、ぜひ見るべき素晴らしい作品だと思います。内容が濃いので、考えたことを全部ここにまとめるのは難しいですが、、まずこのセリフが印象的でした。

’Here's the funny thing. I've delivered a million passengers over 40 years in the air, but in the end, I'm gonna be judged on 208 seconds.'

➡40年以上もパイロットとして客を乗せて飛行していたのに、たった208秒で裁かれてしまうなんてなんと皮肉なことだ。(正確な訳ではないです。)

そう、このハドソン川に不着陸しようと決断をなすための時間はたった208秒で、その判断次第で乗客やパイロット全員の生死が分かれるタイミングでもあったのです。人の命を預かる仕事の責任の重さも感じましたし、いつか必ず来るチャンスやピンチのために努力を怠ってはいけないということも考えさせられました。

 救出シーンを見ていてもハラハラしました。2人の乗客が泳いで遠くに行ってしまい死に近い状況に陥りそうになった部分では、今まで普通に生きていたのに亡くなる事故死ってこういう感じなのかもしれない、、またパニックの時こそ冷静さを取り戻すことが本当に大事だと思いました。ボートやヘリコプターの援助が来て無事に全員が助かった瞬間は泣いてしまいました。

 そして、サリーが援助隊やCAなどみんなのチームプレイがあったからやり遂げられたことと主張するシーンでも涙。妻が少し感情的に当たってしまう時でも必ず2人は電話で' I love you.'とささやき、娘の様子もうかがう深い家族愛にも涙。

 映画のあとにある、素顔に迫るという特集では、サリーの人格のすばらしさがさらにわかります。献身、自制、努力、高いプロ意識…サリーのような思慮深い人間になれるように私も学び続け成長し続けたいと思います。よく泣きました。笑

 

アレクサンドリア

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 これはずっと見たいと思っていた映画。4世紀の古代エジプトで、ユダヤ教と当時新興宗教であったキリスト教が衝突し、宗教で混乱している時期に生きた、女性哲学者ヒュパティアの話。大学でも宗教を知りたいと思って勉強してましたが…個人的に考えさせられることが多くて尽きないなと思います。赦すことの大切さや隣人を愛すなど、信仰なしの普段の生活では考えたり意識しない道徳観や良心のために宗教を求めることはいいとしても、信仰を相手に押し付けて異教徒に暴力する行為は赦されるのでしょうか…?暴力の報復ではなく、相手の罪を受け入れて非暴力で抗することがいかに難しくそして尊いことかと思います。1700年近く経った今でも宗教対立は絶えないし、特にイスラム教徒=有色人種でテロリストだという誤解が予兆を呼んでるようにも思えます。人はいつになったらこのような争いから解放されるのでしょうか。

 そして、オレステスやダオスのヒュパティアに対する苦しい愛にも涙。政治的地位や身分、宗教の違いによって愛することができないと苦しみながらも愛そうとする姿に泣けてきます。実際は魔女として皮膚をそぎ落とすような悲惨な形で処刑されたようですが、ダオスの手によって傷つかない形で死すように設定してくれた監督に感謝です…。

身分制もなく、(多少の男女差別は残っているかもしれないけど)女性の活躍が認められるような社会に生まれることができて本当によかったなと思います。現代にも共通するような課題がたくさん含まれた映画で見てよかったです。

映画⑤千と千尋の神隠し ⑥耳を澄ませば 

金曜ロードショージブリ編を見たので、映画の記録として残そうと思う。

続けて2つの記事を投稿したいと思います(*‘∀‘)

 

映画⑤ 千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠し [DVD]

 地味に、私は初めての鑑賞でした…小さい頃家族で映画館で観ようとしたのですが、映画館が埃っぽくって母と外に出ちゃったという妙な思い出があります(笑)

観たあとに実はいろんな都市伝説があることを知りましたが、湯婆婆の「すべてのことはルールに従わなければならない」という言葉が引っかかりました。法律とかいろんな人とのトラブルや衝突を収めるために社会にルールが作られるけれど、ルールに囚われて生きるのはどうなのかという疑問と同時に一見正しい行為であっても裁かれる社会の残酷さの一面を感じました。ルールに囚われないで生きるというのは、もちろん飲酒運転や殺人とか違法を犯していいという意味ではなくて、ルール自体に疑問を持たずに従ってしまう、なぜそのルールが存在するのかの目的を知ろうとしないで自分の生き方を狭めている姿を指す気がします。例えば、映画の名前を忘れて労働に従事している姿は日本の過労死の実態やブラックなバイトや労働にも共通しているものがある気がします。人間って究極まで追いつめられたり圧迫されたりすると、脳が麻痺して正しい判断ができなくなってしまう気がする…怖い。笑

 ハクと湯婆婆の間で交わした契約もハクが斬られるシーンはなかったけど残酷ですよね…ただハクは湯婆婆の弟子になったことからもう予兆はあったのかもしれませんが。結局は常識とかその時の主流の考えとかに惑わされずに、自分で人を見極め考えることが大切なのかな…。さすがジブリ作品ていうか…すごい社会の図を裏側までうまく凝縮してるなと感じました。

 

⑥耳を澄ませば

耳をすませば [DVD]

 一昨日放送された、『耳を澄ませば』も面白い作品でした。これでまだ中3なんだからうらやましい。誠司のおじいさんみたいな存在があの時期の私にもほしかったな。笑

この作品で考えたことは、生き方について。私が自分の頭で自分の進路を真剣に考えて向き合うようになれたのは正直大学受験が失敗に終わって進路の判断を迫られたときからで、それまでは主人公たちのように段々とみんな自分たちと向き合って大きな選択をするということ自体に気づかなかった。雫のお姉ちゃんと多分同じような状況。私は中高時代もあの主人公の他のメンバーと同じように繰り返しの日常を送って、例えば高校を変える子とかバレリーナの道を選んで海外に行く子、興味があってボランティアに積極的な子とかを「なんかすごいなぁ。私はそんな大きな判断できないなぁ。」なんて考えてた。逆に、友達に嫌われてないかとかクラスでの立ち位置とかいらないことばっかり考えて自分を追い詰めてて…しょーもない子だったなぁって思います。笑 「今までの生き方って、自分でちゃんと考えて決めた生き方だったけ。両親や友人、学校に挟まれて自分の決断っていうのができていない。」とあるときに気づいた時の衝撃は今でも忘れられません。笑 おじいさんのいうように、磨き続けること=失敗を重ねて学び続けるという生き方の教訓の1つを再考したような作品でした。

 

ジブリって、子どもから大人までいろんなメッセージが込められた素晴らしい作品だなーと改めて思いました。